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2021.03.09

EDUTOUR旭川|イベントレポート

〇登壇者の方々の紹介

宮坂 舞花さん(性教育学生団体「Palette」代表)
北海道教育大学旭川校4年。旭川市出身。昨年1月~4月、ノルウェーのベルゲン大学への留学をきっかけに、性教育の勉強を始め、性教育学生団体を立ち上げる。

本多 寿樹さん(旭川34人のワカモン議会)
旭川大学1年。旭川市出身。経済学部所属。今年1月にオンラインで開催した「旭川34人のワカモン議会」では、議長を務める。

細谷 里沙さん(旭川34人のワカモン議会)
北海道教育大学旭川校3年。旭川市出身。大学では、特別支援を学ぶ。今年1月にオンラインで開催した「旭川34人のワカモン議会」では、副議長を務める。

山本 一真さん(進路支援団体「hueman」代表)
北海道教育大学旭川校4年。苫小牧市出身。社会科教育専攻所属。教育大旭川校の学生が、「自分にとって最適な進路選択をできるようにしよう」という思いから昨年7月に団体を立ち上げる。

ファシリテーター:玉田 晴香(教員を助ける学生団体TeacherAide北海道支部長)
北海道教育大学旭川校1年。新得町出身。社会科教育専攻所属。EDUFES北海道2021の運営メンバー。昨年4月にTeacherAide北海道支部を立ち上げる。

〇EDUTOUR旭川イベントレポート

 当日は、約30名の方が本イベントに足を運んでくれました。教育に関心のある北海道各地の大学生、北海道の学校の先生、北海道外の社会人、春から北海道教育大学旭川校に進学する高校3年生など幅広い年代の方が集まりました。本イベントでは、各登壇者がどのような思いで活動を始めたかなどについてプレゼンテーションを行ってから、北海道各地で同じような思いで活動する人とのクロストークも実施し、本イベントは盛況のうちに幕を閉じた。

 最初に登壇したのは、性教育学生団体Paletteの代表を務める宮坂舞花さん。日本の性に関する現状や、性教育の現状などを丁寧に紹介し、それを踏まえて自身の団体の活動について、語ってくれました。函館市で活動する、ジェンダー問題に取り組む学生団体Carpの方と「ジェンダーと性教育の視点から考える、日本で暮らしやすい社会を作るために私たちができること」と題してクロストークを行う予定でしたが、登壇者の体調不良のため、急遽宮坂さんのクロストークのテーマに対する見解をお話して頂きました。宮坂さんのお話を通して、「性教育とは何か、なぜ大切なのか」ということを、参加者の方に知って頂けたのではないでしょうか。

 続いて登壇したのは、1月31日に行われ、大盛況であった「旭川34人のワカモン議会」から、議長を務めた本多寿樹さんと、副議長を務めた細谷里沙さん。「旭川34人のワカモン議会」の熱をそのまま本イベントに持ってきてくださったことで、チャット欄は大盛り上がり!旭川にゆかりのある「若者」が旭川市をよりよい街にしていくために話し合ったこと、そこで考えたプランなどを紹介してくれました。本多さん、細谷さんとのクロストークの対談相手は、札幌市の創生東エリアで活動しているNPO法人E-Linkの瀬川康さん。瀬川さんとのクロストークのテーマは、「自分の暮らす地域のコト、ヒトを知り、結びつきながら、自分たちの暮らしをデザインしていくために、若者ができること」でした。このクロストークを通して、「意外と自分の暮らしている街について知らない」という声が上がりました。このお二人のお話が、自分の暮らす街について知り、その街をよりよいものにするために、できることについて考えるきっかけを与えてくれたのではないでしょうか。

 最後に登壇したのは、北海道教育大学旭川校公認サークル、進路支援団体「hueman」の代表である山本一真さん。山本さんが、「就職支援団体」ではなく「進路支援団体」という名前にしたのか、教員養成課程である北海道教育大学旭川校の学生が、教員、公務員、民間就職という選択肢と向き合って自分にとって最適な進路選択をできるようにしようという思いで、団体を立ち上げたお話などを伺いました。キャリア形成の分野において活動されている山本さんとのクロストークの対談相手は、NPO法人いきたすカタリバ北海道で活動されている福田千聖さん。クロストークのテーマは、「後悔しないキャリア選択」でした。一度しかない人生で、後悔しないキャリア選択に必要なこと、心掛けることなどについてそれぞれのお話を伺い、本イベントに参加していた社会人の方も、後悔しないキャリア選択について熱く語って頂きました。誰しもが人生で経験する「キャリア選択」について、深く考えることができた時間だったのではないでしょうか。そして、教育×キャリアの可能性が見えてきた、そんな時間でした。

〇最後に

本イベントを通して、旭川市においても、強い思いを持って、活動している「学生」が多くいるということが、少しでも多くの方に伝わったのではないでしょうか。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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